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藤と共に咲いた謙虚な心

こんにちは

今日も気持ちいい天気ですね

 

今日は藤にまつわる話です。

主役は謙虚でお茶目で俳句の先生のトミさんです。

 

火曜日は恒例の句会の日

歳時記を眺めて、来週の兼題を考えていたとき

 

「見下げても

人は見上げる

藤の花」

 

と藤にまつわる俳句を教えてくれました。

 

トミさんが小学5年生の初めの頃

隣の家のベランダに藤の花があり、その植木鉢に上の句が書いてあったそうです。

トミさんは

「こんなに素晴らしい句があるのか」

「俳句の可能性はすごい!」

と、忘れることの無い80年以上前の感動話を教えてくれました。

 

僕はこの話を聞いて2つ思いました。

この句は謙虚である事の大切さを詠んだ句なんだ。

トミさんを一言で表すなら「謙虚」な人だ。

トミさんは決して偉ぶることなく、僕らの話を真剣に聞いてくれます。柔らかくそして人を尊重してくれる。

藤の花は、花びらの柔らかさと、その存在感、控えめに咲く一方で、どこか強く美しい存在。まるでトミさんのようです。

 

謙虚でありたいと望みながら、傲慢な態度をとってしまう未熟な僕。

幼少期の鮮烈な句に感動し、その感動を生き方に映し出しているトミさん。

トミさんは本当に人生の師匠です。

 

小森

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