藤で咲いた謙虚な心
2024.04.17
こんにちは
今日も気持ちいい天気ですね
今日は藤にまつわる話です。
主役は謙虚でお茶目で俳句の先生のトミさんです。
火曜日は恒例の句会の日
歳時記を眺めて、来週の兼題を考えていたとき
「見下げても
人は見上げる
藤の花」
と藤にまつわる俳句を教えてくれました。
トミさんが小学5年生の初めの頃
隣の家のベランダに藤の花があり、その植木鉢に上の句が書いてあったそうです。
トミさんは
「こんなに素晴らしい句があるのか」
「俳句の可能性はすごい!」
と、忘れることの無い80年以上前の感動話を教えてくれました。
僕はこの話を聞いて2つ思いました。
この句は謙虚である事の大切さを詠んだ句なんだ。
トミさんを一言で表すなら「謙虚」な人だ。
トミさんは決して偉ぶることなく、僕らの話を真剣に聞いてくれます。柔らかくそして人を尊重してくれる。
藤の花は、花びらの柔らかさと、その存在感、控えめに咲く一方で、どこか強く美しい存在。まるでトミさんのようです。
謙虚でありたいと望みながら、傲慢な態度をとってしまう未熟な僕。
幼少期の鮮烈な句に感動し、その感動を生き方に映し出しているトミさん。
トミさんは本当に人生の師匠です。
小森
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