可能性を信じる | 株式会社ウチエト

まだまだ残暑が厳しい日が続きますね。

りいふでは、お茶を温かいものと冷たいもの両方準備していて利用者さんが悩まれる様子に癒されています。

最近スタッフより改めて教えられたこと

それは利用者さんの「可能性を信じる」ということ

僕の信念としてやってきていたつもりでしたが、それでもどこかヘルプの割合が多くなり、与えるだけとなっていることを教えられました。

最近のりいふでは

97歳だろうが、半身の麻痺があろうが、その人のできるところ、できることを「信じてやってもらう」という波が来ています。

各々が食事のテーブルを拭いたり、やったことない人が編み物したり、、、毎日何かに没頭しています。

ある方の話

以前は話好きで、余暇は手作業などに興味を示されなかった方が、病気をきっかけに難聴が進み、最近では会話の頻度が減ってきていました。

僕の中でその方の過去の嗜好から無理と諦めていた

ゴミ箱つくり

洗濯物たたみ

編み物

ですが、

スタッフが可能性を信じる心で声をかけたところ、

満面の笑みで率先して手伝ってくださるようになりました。

例えば、

10ｍ先のスタッフが洗濯物かごを持っているところを発見したときに

「おーい」大声で呼び「ここに置いて」と口にされます。

その大きな声には、そのスタッフと目を見合わせてしまうほどの大声でした。

もともと家でもやっていなかった家事を今では嬉しそうに手伝ってくれます。そして行為に感謝を伝えると、汚れない笑顔でうなづいてくれます。可能性を信じて支えることで社会的に健康になった瞬間です。

可能性を信じる

聞こえのいい言葉ですが、毎日それを続けること、ヘルプとサポートのバランスについて、本当に勉強させていただいています。

小森