「秋空」　聞き書き３ | 株式会社ウチエト

こんにちは
今日の空は秋らしい爽快な青空で、夕方には鱗雲も見えました。
ふっと香る金木犀の匂い空気の匂い、肌に感じる温度の変化に、季節が変わったことを実感します。

今日は、利用者さんと一緒に外を眺めている時に秋の思い出を聞きました。
自分の小さい頃　母にたくさんの絵本を読んでもらった、あの布団の中の記憶がよみがえってきて、胸が温かくなりました。　　　小森

「秋空」
いい天気だねぇ
きもちがいいねぇ　あきは

小学校の国語の教科書を思い出すよぅ
国語の教科書のね
あのぉ　一年生の時は　カタカナでサイタサイタサクラがねっ　
なって
その次にっ
あのぉ　今度はひらがなでね　さいたさいたさくらがさいたでね

その次に　
うん　「かまきり爺さん」って題目でね
すっきり晴れた秋の日に、遠い田んぼへ急ぎます　ってね
それをぉ
忘れんで私覚えてるんだけど
うふふふ　
ふぅ

小学校？　
ほん　ふぅん　　どんな思い出ってね
私国語が好きでねぇ
国語の時間が面白くちゃあ　あのぉ　いろんな詩が出てるとね
それを暗唱しては　いくじゃんねっ

先生が名前さしてくれると　　
なんていうの　それを読むのがねぇ　楽しかった　
国語は好きだったぁ
算数はばかだで嫌いだった　ふふふ　
ふん　うん
　　　ミツエさん