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スタッフ全員のスケジュールを空けた理由

少し前、シンガポールから大学の先生が視察にいらっしゃいました。 日本の在宅事情や介護・看護について学ばれると同時に、私たちに向けてシンガポールの在宅事情について特別講義をしていただく機会に恵まれました。

この日、ステーションではスタッフ全員のスケジュールをあえて空け、全員で講義を聴く時間に充てました。

日々の訪問業務はもちろん最優先です。 しかし、目の前のケアに没頭していると、どうしても視座が固定されてしまいます。時には立ち止まり、「外の視点」をチーム全体にインストールすることも、同じくらい重要だと考えているからです。

講義では、病院中心からコミュニティケアへの移行や、「予防」に注力している点など、日本との共通点が多く非常に参考になりました。 同時に、文化や制度の違いから生じるアプローチの差も鮮明になり、知的好奇心が大いに刺激される時間でした。

全く異なる環境の知見に触れることは、自分たちの立ち位置を客観視し、思考の枠を拡張することに繋がります。

ただ業務をこなすだけでなく、こうした新しい刺激をチームで面白がりながら、自分たちのケアをアップデートしていける組織でありたいと改めて感じた一日でした。

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